2021/12/30
仮想マシンのインストールと設定、laravelのインストールと進んできました。
これからはデータベースへの接続を完了して、アプリの制作に進みましょう。
目次
データベースの接続をしましょう。
mysqlコマンドを使ってデータベースへの接続を行っていきますが、その前にvagrantを vagrant up コマンドで起動し、vagrant ssh コマンドで仮想環境のシェルを起動しておいてください。
起動が完了したら以下のコマンドを実行してください。
mysql -u root
コマンド実行後” mysql>”とカーソルが変更されてMySQLがコマンドを受け付ける状態になりますので、以下のコマンドを実行してください。
show databases;
セミコロンをお忘れなく(筆者もよく打ち忘れます💧)
初期設定ではrootパスワードは設定されていないので、以下の画面がターミナル内で表示されていると思います。

使います画面を初期設定画面ここでは登録されますhomesteadデータベースが作成されているのがわかると思います。
ここからはviを使っての作業となります。
mysql>exit; でmysqlから出ます。
ls -a コマンドでドットのついたファイルを全て表示します。

この中の.envファイルを書き換えます。
以下のコマンドを実行してください。
sudo vi .env
キーボードの i を押してインサートモードに切り替えます。
下の画像のように矢印キーとデリートキーを使って書き換えます。

書き換えが完了したら escキーを押してコマンドモードに切り替え後 :wq と記入して完了です。
以下のコマンドで無事に書き換えができたか確認してみてください。
cat .env
変更が反映されているのが確認できたら、次のコマンドを実行してusersテーブルを作成します。
php artisan migrate
以下のようにメッセージが出ればテーブルの作成は完了です。

これで完了です。
といきたいところですが、できればSQLサーバーを視覚化してみたいという諸兄にもう少し踏み込んで、有用で無料のソフトを紹介しておきたいと思います。
ついでに設定方法もです。🎶
お使いのブラウザで以下のURLにアクセスしてダウンロードしてください。
オラクルの支配下に落ちたMySQLですが、とても美しく使いやすい視覚化ソフトを提供してくれています。
https://www.mysql.com/products/workbench/
ダウンロードが完了できましたら、ファイルをクリックして展開させると以下のような画面が表示されます。

MySQLWorkbenchと書かれたアイコンを右のApplicationsにドラッグ&ドロップするとLaunchpadに登録されます。
FinderのApplicationsの中からでも起動できます。
ただ残念なことにデフォルトでは日本語化されていないので、ここでは説明できませんが、ご自身で調べてみてください。
おおむね翻訳しながらでも十分に使えます。
vagrant upコマンドで仮想環境を起動しておいてください。
MySQL WorkbenchをLanchpadから起動します。
初めて起動した画面の左下に以下のような項目がありますので、そこのMySQL Connections ➕のアイコンをクリックして設定画面をひらきます。

この初期設定画面を以下のように書き換えます。

password: はStore in Keychain…をクリックして記入します。
このパスワードは .envファイルに記載したDB_PASSWORDのパスワードを使います。
上記のように記入し、パスワードも記入しましたら、OKをクリックすると設定が反映されて、データベースとの接続が完了します。

このように新しくHomestead用のアイコンが作られましたので、これをクリックします。

この画面は左上部のServer Status(サーバーの状況)を表示している画面です。
xampやmampを使っているような錯覚に陥りそうですが、MySQLAdminも結果MySQLからの派生ですので納得ですね。
以上でSQLサーバーとの接続は終了です。
読者の皆様、お疲れ様でした。
次回はアプリケーションを作っていきますので、本旨であります、フレームワークからプログラミングを学ぶに入っていきたいと思います。
2021年も後わずかですが、皆様にとって良い新年を迎えられますことをお祈り申し上げます。